About對龍山荘について
京都・東山の麓—。對龍山荘(たいりゅうさんそう)は明治29年(1896)に薩摩出身の実業家・伊集院兼常によって造営されたことに始まります。その後、彦根出身の呉服商・市田与一郎が譲り受け、庭園・建物共に大規模な改修が行われましたが、庭園を手掛けたのが近代日本庭園の先駆者と称えられた植治(うえじ)こと七代目小川治兵衛でした。
約1800坪からなる広大な敷地内に池や流れ、路地、滝石組、芝生広場を設け、そして雄大な東山からの景色の連続性を有する本庭園は、明治42年(1909)の『京華林泉帖』に「風流清雅にして其構造に最も心尽くしたるを見る」と記され当時から極めて高い評価を得てきており、昭和63年(1988)には国の名勝に指定されています。また建築は当時随一といわれた大工・島田藤吉が手掛け、本年2024年に国の重要文化財に指定されました。
これまで非公開でしたが、現所有者である株式会社ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長の「広く多くの方々に對龍山荘を見ていただきたいと」いう熱意により、この秋から自由見学の庭園一般公開が開始される運びとなりました。近代日本庭園の傑作をぜひ、お楽しみください。
受付について
・ご予約なしでご見学できます。
・受付は、閉門時間の30分前に終了いたします。
・混雑した場合には、入場制限をすることがございます。
入場料
2,000円(税込、現金のみ)
団体でのご来場について
1団体様で同日時に10名以上にてご来場の場合には、
事前にお知らせください。
Informationお知らせ
- 今年の一般公開日につきましては不定期になりますが、来年1月以降は定期的に公開するように準備しております。
Schedule開館日カレンダー
12月
-
- (※)
- 冬季は早く暗くなるため、午後は13:30‐15:30といたします。
- 1日(日)
- 10:00〜12:00
- 2日(月)
- 休園日
- 3日(火)
- 13:30〜15:30
- 4日(水)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 5日(木)
- 当館の催事につきご見学いただけません
- 6日(金)
- 休園日
- 7日(土)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 8日(日)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 9日(月)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 10日(火)
- 休園日
- 11日(水)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 12日(木)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 13日(金)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 14日(土)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 15日(日)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
-
- 16日(月)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 17日(火)
- 休園日
- 18日(水)
- 当館の催事につきご見学いただけません
- 19日(木)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 20日(金)
- 休園日
- 21日(土)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 22日(日)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 23日(月)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 24日(火)
- 休園日
- 25日(水)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 26日(木)
- 10:00〜12:00/13:30〜15:30
- 27日(金)
- 休園日
- 28日(土)
- 休園日
- 29日(日)
- 休園日
- 30日(月)
- 休園日
- 31日(火)
- 休園日
- (※)
- これ以降の一般公開日時につきましては、決定次第掲載します。
Accessアクセス
Notesご見学に際して
【注意事項】
- ・発熱、咳などの風邪症状もしくは体調不良、飲酒されている場合は、ご入場をご遠慮くださいますようお願いいたします。
- ・施設保存のため、見学ルートはスタッフの案内に従っていただくようお願いいたします。
- ・ご見学いただけるのは庭園のみでございます。
- ・文化財庭園保護のため、庭園内のものは植栽を含め、一切持ち帰り禁止です。枝を折るなど現状復帰できない損傷は処罰の対象となりますのでご注意ください。
- ・庭園は、定められた園路上を歩行してください。苔地や芝地などの立入禁止区域への侵入は厳禁です。
- ・天災、施設の事情、その他やむを得ない事由が発生した際には、閉園させていただく場合がございますのでご了承ください。
<足元について>
- ・庭園は徒歩にてご見学いただきます。
- ・庭園内での転倒事故および植栽等の損傷防止のため、運動靴等の履きなれた靴でお越しください。ハイヒールはご遠慮ください。庭園内に段差、沢飛び石などがあり、転倒事故も発生しております。文化財庭園保護の観点からもご協力賜りますようお願い申し上げます。
- ・車椅子での庭園内のご移動はできませんが、杖の利用は可能です。(車椅子でお越しの場合は、受付でお預かりします)。
<熱中症対策等について>
- ・厚生労働省の方針に従い、マスク着用は個人のご判断にお任せいたします。
- ・夏場のご見学の際には、熱中症の防止のための水分のご持参と帽子の着用をお勧めいたします。
- ・日傘は植栽を傷つける可能性がございますのでご使用になれません。
<お荷物について>
- ・お荷物のお預かりができませんので、軽装でお越しください。特にスーツケース等、大きな荷物は持ち込まないようにお願いいたします。
<駐車場・駐輪場について>
- ・駐車場・駐輪場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。